新大陸の研究です!
はるか西方にあると言われている「新大陸」の現時点で判明している部分の解説です。
情報はパッチ6.1時点のものです。
(一部、北米ファンフェスの情報を追記しました)
新大陸とは
蒼茫洋を超え、はるか西方にある「新大陸」と呼ばれる大陸は、ハイデリン(アーテリス)三大大陸のひとつです。
西方と言ってもエオルゼア人から見た方角なので、東方地域から見ると瑠璃洋を超えた、さらに東方に位置します。
英語では「New World」となっていて、まれに「western continent」とも表記されます。
追記:新大陸はパッチ7.0の舞台となるようです。
大陸名は「トラル大陸」となります。
以下の情報はパッチ6.1時点でまとめたものであり、変更される可能性があります。
そもそも新大陸とは
アンドロイド2Bの故郷「地球」という星でも「新大陸」の概念があります。大航海時代に欧州人が新たに発見した大陸を「新大陸(New World)」と呼称しました。
「アメリカ大陸」と、定義によっては「オーストラリア大陸」がこれにあたります。
日本語訳では「新世界」とも呼ばれ、ドヴォルザーク作曲の「新世界より」もアメリカから故郷へ向けて創られたということに由来しています。
対して、欧州人が既知の大陸として認識していた「ユーラシア大陸」「アフリカ大陸」を「旧大陸(Old World)」または「旧世界」と呼びます。
一方、FF14では79年前にケテンラムがトラル大陸を発見し、エオルゼア人は当地を「新大陸」と名付けました。
歴史
新大陸側の歴史は全くと言っていいほど不明なので、エオルゼア側の歴史が主になります。
英語版設定本1巻(日本語版より詳しい?)の販売サイトで読めるサンプルページを見ると、新大陸が語られる古代叙事詩や歴史書がほとんどなく、約80年前までは新大陸の存在自体の有無が議論されていたようです。
約80年前にリムサ・ロミンサの冒険家「青のケテンラム」一行が、西方海域を突破し、新大陸を発見しました。
同行クルーは大陸を「ケテンランド」と名付けようとしましたが、「新大陸」という名称で定着したようです。
上陸後「マムージャ蕃国」の「都」を訪れ、「連王」にエオルゼアの献上品を捧げ、返礼品として銀製品を貰いました。
ケテンラムは新大陸の各地を探索し、採集した種子や果実を持ち帰り、これらはエオルゼアでも栽培されるようになりました。
現在ではエオルゼアの戦乱を利用し、ひと稼ぎしようとマムージャ傭兵団が渡来してきています。
マムージャの国
新大陸にあるとされるマムージャの国「マムージャ蕃国」は、FF11と似た設定になっていると思われます。
「連王」と呼ばれる2つの頭部を持つ王が君臨し、複数の部族をまとめ上げています。
部族として戦士階級の「ブヒゴ族」、魔法が得意な「ネブワ族」、騎獣の扱いに長けた「ドプロ族」が存在します。
FF11では戦士「ブヒゴ族」、騎士「ドプロ族」、賢士「ネブワ族」の他に、水士「モゼヤ族」がいますがこちらはサハギン族と似た姿になっています。
ドブロ族は設定通り両作品とも騎獣「ウィヴル」に乗って戦います。
マムージャ蕃国の都はこれもFF11と同じく「マムーク」と予想されます。
チョコボの羽根の色を変えるアイテム「マムークの果実」というアイテムがあり、英語版のテキストにはマムージャに関する記述も載っています。
ケテンラムが連王に挨拶に行った都もマムークと思われます。
現在のマムージャ族は戦乱の地エオルゼアに傭兵として赴き、稼ぎと武勲をあげようとしています。
新大陸原産のアイテムなど
ケテンラムが持ち帰ったとされる野菜やその他のアイテムです。オーガパンプキン
加熱すると甘みが増すオレンジ色のカボチャです。地球という星でのカボチャの原産地は南北アメリカ大陸です。
ルビートマト
エオルゼアでは果物に近いと言われている赤いトマトです。地球でのトマトの原産地は南アメリカのアンデス山脈です。
ノパル
楕円形の葉を持つ食用のサボテンです。地球でのサボテンの原産地は南北アメリカ大陸の乾燥地です。
ポポト
澱粉に富む根菜であるジャガイモです。地球でのジャガイモの原産地は南アメリカのアンデス山脈です。
ダラガブポポト
ダラガブのように赤い希少なジャガイモです。アリゲーターペア
別名「シュラウドバター」とも呼ばれる緑色のナシです。地球での洋ナシの原産地はヨーロッパです。
ナシ自体の原種は中国と言われています。
パイナップル
厚い皮に覆われた甘酸っぱい味のパイナップルです。地球でのパイナップルの原産地は南アメリカの熱帯地方です。
ミリオンコーン
粒状の実を無数につけるトウモロコシです。地球でのトウモロコシの原産地はアメリカ大陸中部です。
マムークの果実
マムークの乾燥した土地で育つ苦い果実です。英語版テキストには詳しく書いてあり、5種族やマムージャ自身も食べないが、チョコボは好んで食べるようです。
5種族というのはアウラ族などが実装前の5つのプレイヤー種族だと思われます。
ミメットの野菜
大型で肉厚のカボチャです。甘すぎて人は食べませんが、主にチョコボの餌として使用されます。
チョコボ関連のアイテムは地名が使われていることが多いので「ミメット」という場所がありそうです。
パサーナの野菜
ピリッと辛いトマトのような果実です。こちらもチョコボのアイテムなので「パサーナ」という場所がありそうです。
エキナセア
花が錬金術の材料になるムラサキバレンギクです。地球では北アメリカ原産の多年草です。
ヘルムズマンズハンド
西ラノシア幻影諸島北岸で釣れるヌシです。「かつてメルウィブ提督が、新大陸に至る安全な西方航路を発見した際に、道筋を示したと伝えられる巨大モラモラ」ということですが、新大陸原産ではないかもしれません。
ヴェスパ
交易を通じで新大陸から伝播した大型の蜂です。マムージャ族が食用にすることがあるとか。
タランチュラホーク
シャーレアンが、聖モシャーヌ植物園へ受粉用に持ち込んだ新大陸の大型の蜂です。ウィヴル
マムージャ族が騎乗用に使う大型の四脚獣です。バイカラージェム500個と引き換えにマウントとして冒険者も乗りこなせます。
ニューワールド装備
そのままニューワールド(新大陸)の装備です。
ワラキ族の装束はこの胴装備の色違いです。
ニューワールド・ランチセット:ブリトー
ブリトーが食べられる家具です。地球でのブリトーはアメリカ大陸のメキシコ料理です。
チワワン(New)
新大陸の辺境で発見された小型の犬です。地球でのチワワの原産はメキシコのチワワ州です。
ワラキ族と古式魔術
新大陸に住む少数民族「ワラキ族」は、獣や魔物が扱う技は本能的にエーテルを操る魔法の一種という点に注目し、その魔法を己のものとする術を編み出しました。
リムサ・ロミンサの巴術士ギルドに所属していた「マーティン」は、ワラキ族が信仰する色からその術を「青魔法」と名付けます。
青の谷
「青の谷」は地下から染み出した青燐水の影響で、谷全体が群青で染め上がられたワラキ族の聖地です。青燐水はエオルゼアやガレマール帝国で使われている、天然の燃料です。
いまや貴重な資源ですが、新大陸側にはまだ豊富にありそうです。
青魔法
トーテムから覚えられる青魔法の中にも新大陸の情報が記載されています。過去作品の元ネタになったと予想されるモンスターも記載しています。
(これ以外にもラーニングできる候補はあります)
ガードオファ
新大陸の巨人族が用いる青魔法。FF5では緑色の巨人のようなモンスター「ジグラトギガース」からラーニングできます。
融合
新大陸の死霊が用いるという青魔法。FF5では船の墓場に出現するアンデッドのモンスター「カルキュルスル」からラーニングできます。
マイティガード
新大陸の海洋生物が用いるという青魔法。FF5では海などにいるモンスター「スティングレイ」からラーニングできます。
ファイアアンゴン
新大陸のマムージャが受け継いできた戦闘術。FF11でもドブロ族のマムージャが使用します。
月の笛
新大陸の妖異が用いるという青魔法で、新大陸の月を信仰する少数民族の「神」として君臨してきたようです。FF5では三日月に乗った人型のモンスター「ミュカレ」からラーニングできます。
死の宣告
新大陸の妖異が用いるという青魔法。FF5ではアンデッドのモンスター「のろわれしもの」からラーニングできます。
天使のおやつ
新大陸の守護者が用いるという青魔法。FF9の石像型モンスター「エピタフ」を食べるとラーニングできます。
ドラゴンフォース
新大陸のドラゴン族が用いるという青魔法ですが、本物のドラゴン族かよく似た甲鱗綱の魔物なのかは定かではありません。FF7では大空洞に出現するモンスター「ダークドラゴン」からラーニングできます。
マトラマジック
新大陸の妖異が用いるという青魔法。FF9では鳥型モンスター「トリックスパロー」を食べるとラーニングできます。
まとめ
その他、エメトセルクが自慢していた「黄金郷」という場所があります。また、アウラ「ハラギン族」の伝承に、東の大海原の向こうに「金属の体を持つ魔人が、石で出来た森に棲んでいた」という物語があり、東方側から新大陸へ行ったのかもしれません。
東ラノシアのコスタ・デル・ソルは新大陸風の「太陽海岸」として命名されました。
- マムージャの祖国「マムージャ蕃国」があり都は「マムーク」
- 青魔法の起原の術を使用するワラキ族と聖地「青の谷」
- 地名としてミメットやパサーナ
- 月を信仰する少数民族
- 眩き黄金郷
トラル大陸
この情報は2023年7月29日に行われた北米ファンフェスと、2023年10月21日に行われた欧州ファンフェス時点のものです。
以前より新大陸と呼ばれていた大陸は、正式には「トラル大陸」というそうです。
南トラル大陸にあたる地域は「ヨカ・トラル」と呼ばれています。
ここにはマムージャの王「グルージャジャ」が支配する国「トライヨラ連王国」が存在します。
あれ?「マムージャ蕃国」じゃないの?
名称が変更されたか、マムージャ蕃国はあくまでエオルゼア人が勝手に言ってるだけで、現地の正式名称ではトライヨラ連王国なのかもしれません。
もしかしたらマムージャ蕃国という勢力が他にある可能性もあります。
(追記:マムージャ蕃国はエオルゼアでの呼び方のようです)
首都は地域北端にある「トライヨラ」です。
マムークではなかったみたいです。
(追記:都としてマムークという場所自体はあるようです)
■オルコ・パチャ
ヨカ・トラルの山岳地帯。
山岳地帯は2箇所確認できるので、どちらかはわかりませんが、おそらく西側だと思われます。
■ヤクテル樹海
トライヨラから南東の山脈を気球で乗り越えて、辿り着く深い森らしいです。
■コザマル・カ
トライヨラの南に広がる密林地帯です。
■シャーローニ荒野
中央部に広がる乾燥地帯です。
その他、地理に関しては『>世界地図の研究』をご覧ください。