十四人委員会の解説です!
12000年以上前の古代文明時代の代表者である「十四人委員会」と、世界統合に向けた謎の組織「アシエン」の解説です。
十四人委員会とは
古代文明時代、アーテリスと呼ばれていた星の守り手を担う代表者を、通称「十四人委員会」といい、立法、司法、行政を取り仕切る絶大な権力を有していました。十四人委員会は交代制であり、委員が一人退任すると、その空席に新たな人物が就任するシステムとなっています。
古代人は仮面を被っていますが、十四人委員会に就いたものは「赤い仮面」を着けることが慣わしです。
古代人と古代文明
古代人の体格は現在のヒューラン族よりも2~3倍ほど大きく、莫大なエーテルを保有していました。その殆どが黒いローブを身にまとい、仮面を着けて生活しています。
また、体内に宿る豊富なエーテルがあることで、設計図となるイデアを用い「創造魔法」という、あらゆる物や動植物を作り出せる技術を持っています。
十四人委員会の14の座
十四人委員会には「座」と呼ばれる14の役職があります。
在任中は真名(本名)ではなく役職で呼び合うのが通例になっています。
カピトル議事堂
首都アーモロートにある十四人委員会の詰所であり、最高意思決定の場です。十四人委員会の会議ではフードや仮面を外すのが習わしだそうです。
アシエンとは
分断後の世界にて、その再統合を目指す黒法衣をまとった闇の組織です。伝承では「天使い(あまつかい)」や「アシエン」などと呼ばれ世界に混沌をもたらす存在と伝えられています。
アシエンは幻体の姿と、誰かに憑依した姿の2種類が存在し、幻体の場合は「超える力」などの特別な能力を持っていないと視認できません。
「不滅なる者」とも呼ばれ、アシエンは自分が倒されそうになると、次元の狭間へ魂を退避させることも可能です。
アシエンの目的
ハイデリンによって14に分かたれた世界を再統合し、ゾディアークを復活させ、原初世界の魂の濃さを元通りにします。元の魂に戻った原初世界の人々を贄として、古代人たちを復活させるという計画を目論んでいます。
ちなみに、原初世界の人々は古代人とは種族が違うので、魂が濃くなっても肉体的にはかわらず、おそらくそれほど強くもならないようです。
よって原初世界の人々は、他の鏡像世界の人々より圧倒的有利という考えは、大まかに否定されています。
ゾディアーク
約12000年前、アーテリスと呼ばれていた星を襲った「終末の災厄」は「天脈」の薄い地域から発生しました。十四人委員会は、その天脈を補強する手段として、活性(闇)の神を星の意思に据えて、終末の災厄を停止させる計画を建てました。
そうして、多くの古代人のエーテルを贄とし、創造魔法により「ゾディアーク」を生み出します。
しかし、ゾディアークの強大な力を良しとしない派閥が「ハイデリン」を創り出し、両者は戦いになりました。
力の劣るハイデリンは、世界とゾディアークを14に分割します。
ハイデリンはそれぞれの世界に月という檻を作り、ゾディアークは封印されました。
黒仮面のアシエン
いわゆる雑魚アシエンとも呼ばれる下位のアシエンです。世界中に暗躍し、様々なトラブルを作り出します。
「世界を救いたい」という願いが込められたゾディアークは、その願いによって力が増すようです。
おなじく「世界を救いたい」と願う「光の戦士」を育てることで、ゾディアークも強くなるため、あえて光の戦士にトラブルを解決させているという異説もあります。
赤仮面のアシエン
「赤い仮面」を身に着け、十四人委員会の座の名前を持つ上位のアシエンです。出自により「オリジナル」と「転生組」の2種類が存在します。
オリジナルのアシエン
ハイデリンの世界分割から逃れた赤仮面のアシエンたちです。「ラハブレア」「エリディブス」「エメトセルク」の3名を指し、転生組よりも強い力を有しています。
アシエンたちのリーダー的存在であり、生粋の古代人の生き残りでもあります。
転生組のアシエン
世界分断後に座に付いた、転生した赤仮面のアシエンたちです。人々が暮らしている世界を「物質界」、それに重なるように存在し、人々には見えない領域を「エーテル界」または「星海」と呼びます。
エーテル界(星海)――古くは「冥界」とも呼ばれ、物質界で散った魂は星海へと還り、その魂は再び物質界の命として誕生します。
ハイデリンによる世界分断後、残り11名の十四人委員会のメンバーも14分割されました。
その後、魂が希薄になったメンバーたちは、なんらかの形で命の役割を終え、星海へと還って行きます。
星海へと還った十四人委員会の元メンバーの魂もまた、物質界の命として誕生することになります。
こうして各鏡像世界に、十四人委員会の生まれ変わりが現れました。
この生まれ変わりの十四人委員会を、アシエンとして拾い上げたのが、「転生組」のアシエンです。
同じ座の魂は各鏡像世界にあり、転生組になれる候補は沢山(各14人)います。
エメトセルク曰く、縁も由来もない者を座に就けることも可能ですが、最初からゾディアークに染まった魂の方が都合がいいようです。
アシエンとして拾われなかった、元十四人委員会の魂の持ち主は、なにも知らないまま普通に暮らしていると推測されます。
「座」の解説
アログリフ
獣牧者の座。
陸棲生物の創造、牧畜や調教などを司る。
十四人委員会:ガイア
最後のアログリフの座に就いていた女性。友人のミトロンによれば、「忘れっポイ」性格のようです。
アシエン・アログリフ(前代)
アログリフの魂を持つ転生組のアシエンの女性。
ミトロンと共に第一世界を担当し、世界の光属性を高め、原初世界への統合を目論んでいました。
しかし、光の戦士「アルバート」の強力な光の刃に敗れ、次元の狭間への逃避の隙もなく、星海へと還りました。
アシエン・アログリフ(ガイア)
アログリフの魂を持つ女性。
星海へ還ったアログリフの魂は、命の巡りを経て、ユールモアの自由市民の子として誕生しました。
ミトロンの呼びかけにより、アシエンとしての覚醒を促されますが、忘れっぽい性格のためか完全に思い出してもらえませんでした。
アシエンとしての能力も闇魔法が使えるだけで中途半端な状態です。
ミトロン
航海者の座。
水棲生物の創造、漁業や航海などを司る。
十四人委員会:アルテミス
最後のミトロンの座に就いていた女性。十四人委員会の会議のあと、仲良しのアログリフとよくおしゃべりを楽しんでいたようです。
アシエン・ミトロン
ミトロンの魂を持つ転生組のアシエンの男性。
アログリフと融合してアルバートと戦いましたが、強力な光の刃に討たれ、自身は最初の「罪喰い」へと変異しました。
後に「エデン」と名付けられるこの最初の罪喰いは、光の氾濫を起こし、第一世界を無の大地へと飲み込んでいくことになります。
ミンフィリアが光の氾濫を食い止め、最初の罪喰いの活動停止後、生まれ変わったアログリフの魂の持ち主に、呼びかけを行っていたようです。
エメトセルク(第三の座)
至福者の座。
冥界(エーテル界)の監視と利用、死を司る。
十四人委員会:ハーデス
最後のエメトセルクの座に就いていた男性。
普段は同じ十四人委員会のアゼム、創造物管理局局長のヒュトロダエウスと三人で過ごすことが多かったようです。
アシエン・エメトセルク
真なる古代人でありオリジナルのアシエン。
原初世界ではアラグ帝国やガレマール帝国に関与し、第一世界ではアログリフたちに知恵を授け、大罪喰いヴァウスリーを作りました。
最後はガレマール帝国初代皇帝ソルのクローン体を愛用し、活動していました。
パシュタロット
断罪者の座。
法律の制定と秩序の維持を司る。
アシエン・パシュタロット
パシュタロットの魂を持つ転生組のアシエンの男性。
ほぼ出番なし……。
ファダニエル
観察者の座。
物質界の観察と研究、生を司る。
十四人委員会:ヘルメス
最後のファダニエルの座に就いていた男性。
元エルピスの所長であり、星をより善くするために、創造魔法で生み出した動物たちの観察に勤しんでいました。
天文の知識も豊富であり、飛行生物の創造に長けています。
アシエン・ファダニエル(アモン)
ファダニエルの魂を持つ転生組のアシエンの男性。
原初世界で命の巡りに還ったファダニエルの魂は、第三星暦のアラグ時代末期、魔科学の天才「アモン」として生まれました。
アラグ帝国に革新的技術をもたらしたのちに、エメトセルクによりアシエンに引き上げられ、不滅なる者としてアサヒの体に憑依し現在に至ります。
ウルテマ
表現者の座。
詩や音楽、芸術分野を司る。
アシエン・ウルテマ
ウルテマの魂を持つ転生組のアシエン。
「影の狩人」と名乗るガイウス・バエサルに倒されたとされるアシエンの1体です。
果たしてその魂は星海へと還ったのか、それとも次元の狭間へ逃げたのかは定かではありません。
ハルマルト
収穫者の座。
植物や菌類の創造、農業を司る。
アシエン・ハルマルト
アシエンの会議には出席していると思いますが、発言は一切ありません。ナプリアレス
制圧者の座。
武芸の発展、戦闘技能を司る。
アシエン・ナプリアレス
ナプリアレスの魂を持つ転生組のアシエンの男性。
第十二世界から原初世界へ渡り活動していたアシエンで、石の家からトゥプシマティとミンフィリアを奪います。
最後は白聖石(エーテル・エクストラクター)を用いた攻撃により光の戦士に倒されました。
イゲオルム
代弁者の座。
弁論と知識の充足を司る。
アシエン・イゲオルム
イゲオルムの魂を持つ転生組のアシエンの女性。
第十三世界を担当するアシエンでしたが、「闇の氾濫」を起こし失敗に終わります。
原初世界ではラハブレアと融合して光の戦士と戦い、白聖石を用いた攻撃により倒されました。
デュダルフォン
技工者の座。
技術研究や発明、建築などを司る。
アシエン・デュダルフォン
ガイウスに倒されたとされる、もう1体のアシエンです。こちらもアシエン会議に出席しているようですが、発言はありません。
エメロロアルス
治癒者の座。
医療分野を司る。
アシエン・エメロロアルス
エメロロアルスの魂を持つ転生組のアシエン。
バル島消失後、バルデシオン委員会のガラフたち4賢人によって、次元の狭間へ退避できない状態で倒されたと記録されていますが、果たして……。
ラハブレア
創造者の座。
創造魔法の基礎理論研究、および幻想生物の創造などを司る。
十四人委員会:ヘファイストス
最後のラハブレアの座に就いていた男性。
十四人委員会では議長を務めています。
妻はパンデモニウム初代長官のアテナ、息子はエリクトニオス、従兄弟には同じ十四人委員会の座に就いているイゲオルムがいます。
アシエン・ラハブレア
真なる古代人でありオリジナルのアシエン。
原初世界にてガイウスやイシュガルドのトールダンなどに様々な知恵を与えます。
最後はイゲオルムと共に光の戦士と戦った後、トールダンの一撃により討たれました。
エリディブス
調停者の座。
十四人委員会の監視、対立する意見の調停を使命とする。
十四人委員会:テミス
最後のエリディブスの座に就いていた男性。
十四人委員会では対立する意見を調停する役割を担っていました。
調停者の役職のみ白のローブを纏っています。
終末の災厄の際は、エリディブスが核となりゾディアークが召喚されました。
アシエン・エリディブス
ゾディアークの分身にしてオリジナルのアシエン。
終末の災厄後、ゾディアークの扱いに関して様々な意見が出た際、それを手助けするためにゾディアークから零れ落ちました。
その後、白法衣のアシエンとして、「光の氾濫」と「闇の氾濫」を防ぐため、「光」と「闇」の均衡を保つ調停者の役割を担っています。
アゼム(第十四の座)
探求者の座。
世界を旅し、解決する問題の収集を使命とする。
十四人委員会:ヴェーネス(前代)
前代のアゼムの座に就いていた女性。
アゼム退任後は、星海へ還らずに白いローブを纏う助言者として活動しているようです。
終末の災厄後には、自ら核となりハイデリンを召喚することになります。
十四人委員会:当代
最後のアゼムの座に就いていた謎の人物。ヴェーネスの弟子であり、世界中を飛び回り様々な逸話を残している人物で、エメトセルクやヒュトロダエウスと友人のような関係だったみたいです。
ゾディアーク召喚前に十四人委員会を抜けており、最後は言わば「十三人委員会」のような組織になっていました。
その他
生き残りのアシエンたち
第七星暦に起きた終末の災厄騒動後、生き残っているアシエンは「アシエン・アログリフ(ガイア)」です。また、ほぼ登場していない「アシエン・パシュタロット」「アシエン・ハルマルト」や、ガイウスから逃げ切れたかもしれない「アシエン・ウルテマ」「アシエン・デュダルフォン」も生き残っている可能性はあります。
ガラフたちに倒されたとされる「エメロロアルス」も不明です。
アシエンは増やせるのか
原初世界や鏡像世界に、かつての十四人委員会の魂を持っている人々がまだ大勢います。ただし、オリジナルのアシエンがいない状態で、その候補たちをアシエンとして召し上げることが可能かは不明です。
ミトロンがユールモアの子ども(ガイア)にやったように、もしかしたら転生組でも、十四人委員会の記憶を蘇らせることは可能かもしれません。
完全に記憶を蘇らせるには「記憶のクリスタル」も必要でしょう。
エメトセルクたちも、転生組のアシエンとして登場してくるかもしれません!
幻のアシエン・アゼム!?
光の戦士が「雷神ラムウ」を倒した後のアシエン会議(還りし神、巡りし魂)では、おそらく、14人の上位のアシエンが出揃っています。
14の席に空席が2つ。空席の1つは中央のエリディブス、もう1つは後から登場するラハブレアです。
全員集まっていると仮定すると、「ミトロン」と「アログリフ」は第一世界で光の氾濫を起こす前、「エメロロアルス」はバル島関連との時系列がよくわからない感じです。
この時「ファダニエル」は、つまらなそうに会議に参加していたのでしょうか。
残念ながら14人全員が一度に見えることはないので、本当に全員いたのかは推測になりますが、この時点では「アシエン・アゼム」もいたのかもしれません。
野暮なので深く考えないようにしておきます……。