ドマとヤンサの研究です!
東州オサード小大陸の中部にある国家「ドマ」とその支配地域「ヤンサ」の解説です。
東方の国家ドマ
ドマといえばFF6に登場する「カイエン・ガラモンド」の出身国と同じ名称です。FF6では「ドマ王国」となっていて、カイエンは先代の国王から国に仕え、妻「ミナ」と息子「シュン」と共にドマで暮らしていました。
ここではもちろんFF14のドマの解説です。
国主ヒエン
ドマは建国以来、主に豪族「リジン家」の当主が国主に就いています。
王国ではないので「国主」という称号になっています。
現在の国主は、リジン家四十四代当主「ヒエン・リジン(Hien Rijin/利刃飛燕)」です。
父である前当主は「カイエン」、母は「ミナ」、自身の幼名は「シュン」と、家族構成と名前のみFF6を踏襲しています。
設定本1巻には「ドマ将軍家」という記述もありますが、その設定はなくなったと思われます。
国旗
ドマという一字に、朱色の水門、水田に茂る稲の派の緑が描かれています。
古くから国主一族が、無二江の水門を守ってきたことを表しています。
歴史
約800年前
大まかに、エオルゼア地方では蒼の竜騎士バルロアイアンがニーズヘッグを撃退し、イルサバード地方ではガレアン族が領土争いに敗れて北部寒冷地へ移動した頃です。戦乱の時代だったヤンサ地方にて、弱小豪族の「ガンエン・リジン」が幼き頃より学んだ「風水術」や、出自に囚われない「人材登用術」などを活かし、ヤンサ統一を成しました。
統一した国をドマと命名し、「ドマ国」が誕生しました。
約300年前
エオルゼア地方ではソーン朝ウルダハがかつてのシラディハがあった場所へ遷都し、ヘカトンケイレス族が反乱を起こしカッパーベル銅山が閉鎖された頃です。この頃のリジン家当主「セイエン」は遊興に明け暮れ、借金を繰り返し、税を上げ民から金を取る暴君となりました。
密命を帯び、ひんがしの国から渡来してきた忍び「サスケ」は、圧政に苦しむ民を見て、幽閉されていた弟「ショウエン」を救出し、反乱軍を立ち上げ、セイエンを打ち倒しました。
その後ショウエンの願いで、サスケはヤンサに留まり、暴君が出ないよう国主一族を監視する役目と、「忍びの里」を開き後進の育成に励みました。
25年前
「太平の三百年」と呼ばれる平和な時代だったドマでしたが、25年前にガレマール帝国が侵攻し、軍事拠点「カストルム・フルーミニス」を設営、時のドマ国主「カイエン」は侍衆などを率いて抵抗しますが、帝国の戦力には耐えきれず降伏します。こうしてヤンサ地方はガレマール帝国の版図に組み込まれました。
1年前
帝国属州「ドマ」の副総督になっていたカイエンは、反帝国組織と共に反乱を起こし、一時は総督府が置かれていたドマ城を奪還しました。しかし、帝国は皇太子ゼノス率いる第XII軍団を派遣し、カイエンを討ち、ドマの蜂起を鎮圧します。
この時、カイエンの息子「ヒエン」は行方不明となっています。
帝国支配時
25年前に帝国に侵攻したのは、主にオサード小大陸を担当していたノア・ヴァン・ガブラス率いる第IV軍団が中心だったと思われます。その後、軍政改革により8年前にレグラ・ヴァン・ヒュドルス率いる第VI軍団がドマの統治を担当することになりました。
おそらく、第IV軍団はダルマスカ地方の反乱を抑えるのに手一杯だったと考えられます。
近年、ガレマール皇帝ソル・ゾス・ガルヴァスが病床に伏せり、後継者争いの内乱が発生し、第VI軍団の戦力の大部分を本国へ移さなければならなくなりました。
その隙を突いて、元国主カイエンたちによるドマの反乱が起きます。
代理総督ヨツユ
ドマの反乱を鎮圧したのが、皇太子ゼノス率いる第XII軍団であり、そのまま同軍団がドマ統治の任に就くことになります。
しかし、軍団長ゼノスはヨツユを代理総督に任命し、自身は西方アラミゴへと行ってしまいました。
ヨツユはドマに生まれ、幼い頃に両親を失いました。
叔母夫婦に引き取られたヨツユは実子である義弟とは違い、冷たい仕打ちを受けます。
この頃の名前は「ヨツユ・ナエウリ」と思われます。
義弟が魔導院へ留学が決まると、サシハイ家へ嫁がされ、夫に暴力を振るわれますが、その夫も数年で失います。
ここで名前は「ヨツユ・サシハイ」に変わったと思われます。
その後、厄介払いに妓楼へ売り払われ、その中で間諜として頭角を表します。
おそらく帝国との情報交換の中で、才能を買われ、義弟と同じ「ブルトゥス家」へ養子に入ったものと考えられます。
代理総督となる頃には「ヨツユ・ゴー・ブルトゥス」と名前も変化しました。
ヤンサの地理
ヤンサとその周辺の地理です。
蛇の口
蛇の口(じゃのくち)はオサード小大陸北部をくの字に連なる大山脈を蛇に見立て、その口にあたる地域の名称です。尾にあたる山脈は「テール山脈」、胴体部分の名称は不明です。
この地域にはパンダという動物が住んでいるとされ、冒険者はマウントとして利用可能です。
ナグサ
ヤンサから南方に位置する、高温多湿の亜熱帯地域です。歴史上この地域に大国が起こることはなかったと言われています。
ミニオン「ナグサキャット」の説明によると、かつて栄えた王朝があったようです。
ナグサ地方の民族衣装として「アオザイ」や「クワン」などがあります。
ガレマール帝国はドマより数年前にナグサへ侵攻し、同地を「ナグサ準州」として支配しました。
ザ・バーン
かつて蛮神が相次いで召喚されたことにより、永久焦土と化した土地です。当初、ガレマール帝国軍はザ・バーンを通過して東方へ攻め込む予定でしたが、過酷な環境により失敗に終わりました。
この地を見たソル帝は、蛮神召喚により荒廃した事実を突き止め「蛮神討滅」を国是に掲げることになります。
ヤンサ
大河「無二江」を中心に、古くから一大穀物地帯として知られ、歴史上この豊かな地を巡る争いが耐えなかった土地でもあります。
イサリ村
東岸に点在する漁村のひとつ「漁(いさり)村」。紅玉海に面した海岸地域もドマの領地になっています。
ナマイ村
ヤンサ玄水連山にある山村。ナマイは水田に生えるオモダカ(沢瀉・面高)という草を示す古語です。
漢字では「生藺」と書くようです。
ドマ城
かつてヤンサ地方を支配していたドマの城。
無二江に囲まれた場所に建設され、天然の堀として活用されています。
後に、帝国の属州総督府が置かれ、魔導兵器の格納庫などが増設されました。
なんでも良いので、強くてニューゲームで時間を戻すと、ドマ城が復活します。
ドマ町人地
無二江の西岸、蛇の口方面にある、元はドマの町人が多く暮らしてきた街です。
ヤンサのマップを西側に行くとちょっとだけ見えます。
「帰燕館(きえんかん)」はヒエンが帰ってきたということで名付けられました。
ガンエン廟
ヤンサ統一を成し遂げた、ガンエンを祀った霊廟です。現在は風水を学ぼうとしている人たちの聖地となっています。
ダンジョンではガンエン廟と言われる場所は最初のフロアだけで、その後、無二江の水中、大龍山脈へと続きます。
その他
地図に乗っていない地名として「忍びの里」と、同じ場所かもしれませんが「隠れ里」があります。その他、ガレマール帝国第IV軍団ヤマツミ・ピル・ウラベの出身地として「ゴウド村」という場所も存在します。