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FF14「月」の研究

月の研究!

月の研究

空に輝く「月」の解説です。

月の概要

月の概要

月はアーテリス(惑星ハイデリン)の人工衛星であり、ゾディアークを封印する檻、宇宙航行のための設備です。
第六星暦までは、月の衛星だった「小月ダラガブ」に対して「大月」、あわせて「双月」とも呼ばれていました。
各地で信仰の対象となっており、月神メネフィナ、月神ナーマ、月の神ツクヨミなど神格化されています。

月のなりたち

約12000年前、古代の時代に起こった終末の災厄は人々が創り上げた星の意思「ゾディアーク」により鎮められました。
しかし、ゾディアークを良しとしない人々は、枷となる星の意思「ハイデリン」を生み出します。
力の劣るハイデリンはゾディアークを含めた世界ごと14に分断し、月という檻を作りゾディアークを封じました。

性質

月はハイデリンの創造魔法により創られたものと思われ、その性質はアーテリスと同じく岩石惑星と考えられます。
アーテリスの周りを公転し、公転と同じ周期で自転しています。
公転と自転が一致していることを潮汐ロック、同期自転と呼び、主星とその周りを回る惑星や衛星が近い場合に起こる現象です。
このため、アーテリスから見た月はほぼ同じ面を向けており、月の表、裏という表現も用いられます。

大気と天候

月に大気はなく、あっても希薄なため、ほぼ真空状態と考えられます。
ただし、いくつかの海にはレポリットが開発した大気維持システムが稼働しており、人々が生活する分には、問題なく呼吸ができ、おそらく気温も一定に保たれています。
空気の振動として伝わる音も変化しないため、アーテリスと同じ成分と推測できます。
宇宙から降り注ぐ人体に有害な宇宙線や太陽風もこのシステムによって防がれているのかもしれません。
また、アーテリスでは大気の中の塵や水蒸気などが太陽光を散乱し青空を作り出しますが、月での大気は一部分のため、青空を作るまでには至らず、昼間でも星空が広がっています。

月には基本的に大気はないため、天候は変化せず風も吹かないと思われますが、時間により「晴れ」「月砂塵」「霊風」と変化します。
これは大気のある一部だけなのか、月全体なのかはわかりません。

重力と潮汐

月の大きさ、質量は明らかになっていませんが、アーテリスよりも小さいものと考えられます。
小さい分、重力加速度はアーテリスよりも低くなると思われますが、嘆きの海で活動している分には、その差異を感じられません。
おそらくレポリット達は重力に関するなんらかのシステムを構築していると推測できます。

また、月の重力はアーテリスにも影響を及ぼし、海が満ち引きするのもその影響のひとつです。
シャーレアン魔法大学のチャ・ラカ・ティアは、月のエーテルがアーテリスの水脈に影響を及ぼすという「水脈潮汐説」を提唱しました。
ゾディアークが倒されたことにより、水脈の揺らぎが大きく変化してしまったようです。

月の生物

月の生物

月はとても生命が活動できる環境とは思えない星ですが、それでも様々な生物が活動しています。

代表的なのが、ハイデリンによって月の整備を任されている月のクルーこと「レポリット族」です。
アーテリスに再び終末の災厄が起こった際、アーテリスの人々を新たな星に運ぶため、月を宇宙船として整備する役割を担っています。

月面には、高濃度のエーテルが岩石に宿り自然発生するゴーレム「フォーバッド族」、アーテリスの火山噴火が成層圏へ達し噴石に付着した溶岩生物が月の環境に適応したかもしれない甲殻類「ダフニア族」、月面でヴォイドクラックが自然発生し紛れ込んだ低級妖異「ムース族」、アーテリスに落ちた隕石が巨大爆発を起こし種子が月面に到着して進化した「ルナテンダー族」、月面で独自進化した菌類「シンカー族」などがいます。
生物の起源はモブハンターの予想です。
その他に、レポリット族が創った作業用のロボットも徘徊しています。

また、月の水場では魚が生息しており、レポリット族が古のイデアから創造魔法で再現した魚もいます。
南ザナラーンで釣れるオルゴイコルオイは元々月面で発達した種が、隕石に巻き込まれて惑星ハイデリン(アーテリス)に降り注いだという説もあります。

月の歴史

月の歴史

約12000年前に月にゾディアークが封印されて以来、レポリット族により約6000年以上かけて宇宙を航行するための設備を備え付けました。
この頃は第三星暦に入り、アラグ帝国が始まった頃だと思われます。
それから約1000年後に、アラグ帝国は太陽エネルギーを効率よく集めるためフレアを操るバハムートを封じたダラガブを打ち上げますが、これが第四霊災を引き起こす結果となりました。
約2000年前にレポリット族は人を乗せる環境を整え月の基礎を完成させます。

ダラガブ

ダラガブ

ダラガブはアラグ帝国がバハムートを封じて打ち上げた月の人工衛星(孫衛星)です。
第六星暦までは小月と呼ばれ月神メネフィナの番犬として伝えられてきました。
5年前、ガレマール帝国の将、ネール・ヴァン・ダーナスが仕掛けた「メテオ計劃」により、エオルゼアの地へ落下し第七霊災を引き起こします。
ダラガブからは蛮神バハムートが出現し、エオルゼアを焼き払いますが、シャーレアンの賢人ルイゾワの秘策により、大地は謎の再生を遂げます。

月の地理

月の地理の全ては明らかになっていませんが、現在は、海のひとつ「嘆きの海」、人々の居住区予定地「スマイルトン」、遊戯施設「宝物庫エキサイトロン」などに行くことができます。

嘆きの海

嘆きの海

月の表面にある黒く見える部分を「海」と呼びます。
海といっても実際に水はありません。
大きさや形状により「入り江」とも呼ばれる部分がありますが、基本的に海と同等のものです。

監視者の館

月の監視者が住む、螺旋状のエーテル伝導版が巻きつけられた、テンペストの底で見た街並みのような建築様式の館です。

シドニア・ノールズ

シドニア・ノールズ

嘆きに海に突如現れた人面岩で人工的に作られているものらしい……。
なにか仕掛けがあるのかもしれません。

ヘイムダル級観察艇の残骸

衛星ダラガブを監視する目的で月軌道上に配置されたアラグ文明の観察艇です。
起動したダラガブを止めようとして撃墜されました。

その形から「剣」と呼んでいるゾディアークを封印する構造物です。
全部で6箇所、霊極性(光)を帯びた6つの属性があります。

キャロットリウム

世界最高の食物であるニンジンの栽培が行われているイカした場所です。

グレーテスト・エンズヴィル

「最高の森」と銘打たれた人工森林区画で、人類たちに心安らぐ場所をというコンセプトで作られました。

嘆きの場所の位置

嘆きの場所の位置

アーテリスが月の地平線に見えていることや、その他の条件から、嘆きの海は月の「北極方面」または「南極方面」のどちらかだと思われます。
どちらが正しいか、それ以外の場所なのか、現在のところ不明です。

北極方面の可能性

北極方面の可能性

月から見えているアーテリスに注目してみます。
アーテリスは北極が上に見えているので、これは月の北極方面から見た状態といえます。
月の南極方面からだと、アーテリスが逆さまに見えているはずです。
しかし、北極付近だと南の地平線にアーテリスが見える必要があり、北の地平線側にあるのは疑問が残ります。

南極方面の可能性

南極方面の場合は、上下逆のアーテリスは気になるところですが、北の地平線にアーテリスが見えているのと、それに付随してマップの位置関係も正しい状態になります。

その他の地域

月の極地から押し寄せてきたデットリー・トリマー、異なる月の海からやってきたトランキリティアイト、月の裏側から移動してきたファーサイド・レゴリスといった地域も登場します。
月の極地は本当の北極か南極のどちらかだと思います。

月齢

アーテリスから月を見ると明るく光っている部分と暗い部分が存在することがわかります。
明るい部分は月にとっての昼間であり、暗い部分は夜になります。
ただし、嘆きの海ではレポリット族の照明設備が優秀なのか、それともハイデリンの幻なのか夜になることはありません。
また、この光は月自体が発光しているわけではなく、太陽光を反射して明るく見えます。
アーテリスでも夜を照らす光源のひとつとなっています。
逆に、アーテリスに照射された太陽光も月へ反射しているため、月の暗い部分も僅かながらに明るくなります。

月の満ち欠け

月の満ち欠け

月はアーテリスの周りを公転しているため、太陽、アーテリス、月の位置により、光の当たり方が変わります。
太陽、アーテリス、月と並んだ場合、満月(望)になり、太陽、月、アーテリスと並んだ場合は新月(朔)になります。
月の満ち欠けが一周するのに、アーテリスから見て32日かかり、4日ごとに月齢が変化します。

月から見たアーテリス

嘆きの海の北のやや東の地平線上にアーテリスが見えます。
月は常に同じ面をアーテリス側に向けているので、嘆きの海から見ているアーテリスの位置は変わりません。
この星も時間とともに変化を見せます。

アーテリスの自転

アーテリスの自転

アーテリスは24時間で左回り(北極からみて反時計)に一周します。
そのため、月から見えているアーテリスは、同じエオルゼア時間で、同じ場所を映しているようです。
エオルゼアを見たい場合はだいたいET10:00くらいに訪れれば見ることができます。

アーテリスの満ち欠け

アーテリスの満ち欠け

アーテリスも太陽の位置により満ち欠けをします。
明るい部分が昼間、暗い部分が夜になります。
ただし、ハイデリンの恩恵か、アーテリスには時差が存在しません。
そのため月から見えている昼間の地域が、必ずしもアーテリスで昼とは限りません。
ハイデリンは冒険がしやすいように、どこへ行っても同じ時間になるように調整してくれているようです。

太陽、月、アーテリスが一直線に並ぶ

アーテリスの満ち欠けですが、これは月齢と概ね一致します。(月齢より少し遅れます)
新月の時は「望(満アーテリス)」となり、満月のときは「朔」となります。
これは、太陽、月、アーテリスが一直線に並ぶからです。
ぴったり並ぶと「月食」「日食」「アーテリス食」が発生してしまうため、多少はズレています。
この満ち欠けの周期も32日となっています。

自転・公転の考察

何かがおかしい……自転・公転方向を考察してみました。

月とアーテリスの満ち欠けの方向

月とアーテリスの満ち欠けの方向

現在、冒険者は主にアーテリスの北半球で活動しているため、空に浮かぶ月は北半球からの見え方になります。
北半球で見える月は「左から右へ」満ち欠けします。
一方、嘆きの海から見えるアーテリスは「右から左へ」満ち欠けしています。
嘆きの海が月の「北極付近」か「南極付近」かは前述の通り現在のところ不明です。

アーテリスから見た月齢

アーテリスから見た月齢

月の満ち欠けの方向が、アンドロイド2B達の故郷「地球」という星の衛星「月」とは反対になっています。
これは、アーテリスの月が時計回りに公転しているということを表しています。

月の北極と南極が反対説

アーテリスは北極からみて反時計回りで自転し、太陽に対しておそらく反時計に公転しています。
惑星や衛星は、基本的に主星に対して同じ方向に自転、または公転します。
しかし、一部それに倣わない例外の惑星や衛星もあります。

月の自転公転の方向

も北極から見て、反時計に自転して、アーテリスの周りを反時計に公転しているとして、さらにそれがひっくり返っているとしたら……。
月は時計回りに公転していることになり、例外にあたる、逆周りの衛星になります。

嘆きの海から見たアーテリス

嘆きの海から見たアーテリス

嘆きの海が月の上側にあり、そこが南極付近だとしたら、そこから見たアーテリスは上が北極となり不自然だった点が解消され、マップの東西南北も正しくなります。
また、嘆きの海から見える星空は、反時計回りにゆっくり移動しており、嘆きの海(南極)付近は時計回りに自転していることがわかります。

アーテリスの満ち欠けが逆になる

公転自転まとめ

この説をまとめると、アーテリスは北極から見て、反時計回りに自転しながら、太陽を反時計回りで公転しています。
月の極地はアーテリスと逆になっていて、南極から見て、時計回りに自転しながら、アーテリスを時計回りで公転しています。
ただし、これだと嘆きの海から見た時の、アーテリスの満ち欠けが逆になってしまいます。

そのまま時計回り説

そのまま時計回り説

月の北極南極はそのままで、月が時計回りに公転している、さらに、嘆きの海が南極付近にある説です。
まず、アーテリスの北半球から見た月の満ち欠けは左からになります。
月の南極から見た公転は反時計回りになるので、南極付近にある嘆きの海から見たアーテリスの満ち欠けは右からになります。
これで満ち欠けの方向だけは正しくなります。

そのまま時計回り説

ただし、これだとアーテリスが逆さまに見えないとおかしくなります。
ハイデリンの計らいにより、人々にとって美しく見えるアーテリスを投影しているだけなのかもしれません。

その他

嘆きの海から太陽が見えない

嘆きの海は何故か夜になることはありません。
太陽を出現させると都合が悪いと感じたハイデリンが存在を隠していると思われます。
昼夜があるとすれば、約半月で昼と夜が入れ替わります。

アーテリスの南半球から見た月

アーテリスの南半球には調査に行けないので詳細は不明ですが、南方大陸メラシディアや南新大陸で月を見ると、北側の空に北半球とは逆さまに月が見えていると思われます。
これは月からのアーテリスの見え方と同じです。

鏡像世界の月

鏡像世界の月

鏡像世界にも月があります。
第十三世界では暗黒の空なので月は見えませんが、第一世界ではきちんと月が確認できます。
原初世界と時間の流れが違っていた第一世界ですが、月齢は同じものとなっています。

第十三世界の月

どうやらこの赤いのが第十三世界の月のようです。
ゾディアークはもういません。

第十三世界の月

第十三世界の月

パッチ6.4でついに第十三世界の月「赤き月」に到達することができました。
こちらの月にはレポリット族もベストウェイ・バローもありません。
「大気維持システム」もないため、どうやって呼吸ができるかが疑問でもあります。
数千年前まではヴォイドの妖異に侵略されてなく、レポリット族が月の整備を行っていたのでしょうか。

第十三世界の月からも、古代時代に「アーテリス」と呼ばれていた星、現在の「異界ヴォイド」が見えています。

第十三世界の月 地図

冒険者たちがいけるエリアは原初世界の月でいう嘆きの海の南部のようです。
地形が一致する部分が見られます。

エルピスの月

エルピスの月

月がありません。
終末の災厄の前なので月がないのも当然です!……と、思いきや!?

エルピスの月

古代時代でも月がありました。
天候が「霊風」の夜の0時前まで月が出現するようです。
月齢も現代と同じになっており、星空も現代風になっています。
新月の時は雲に隠れてよく見えません。
これは夢か幻か。
月はハイデリンが創造したというのは間違いだったのか、それとも幻覚か、どちらかです。
(※不具合だったようです)