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エオルゼア十二神と神話の解説

エオルゼア十二神を知ろう!

エオルゼア十二神と神話の解説

暁月の新アライアンスレイド「ミソロジー・オブ・エオルゼア」をやる前に、エオルゼア十二神を復習しましょう!
パッチ6.3のミソロジー・オブ・エオルゼアを踏まえての解説は『>ミソロジー・オブ・エオルゼアの研究』をご覧ください。

エオルゼアの歴史

ミソロジー・オブ・エオルゼア(MYTHS OF THE REALM)」はエオルゼア神話(英語は神話の世界?)を表します。
FF14の世界には「エオルゼア神話」の他にも、東方地域に伝わる「天つ神」の神々や、アジムステップに伝わる太陽神「アジム」月神「ナーマ」など、種族、地域に様々な神話があります。(エオルゼアは西方の一部地域です)
また、獣人種族においても、それぞれの神話が乱立しています。

神話の時代と簡易的な歴史

神話の時代と簡易的な歴史

神話の時代がいつだったかははっきりとは名言されていませんが、設定本1巻に第一霊災で神話の時代が終わったという記述があり、それを考慮すれば第一霊災の前と判断できると思います。
つまりは、古代人の時代に終末の災厄が起き、ハイデリンによりゾディアークの追放が行なわれ、世界が原初世界と13の鏡像世界に分裂したあとということになります。

神話はフィクションかノンフィクションか

リアルの世界にも様々な神話があります。
例えば日本神話においてイザナギとイザナミが日本国土をつくったと聞いても、現代人にとっては若干信じられない話かもしれません。

エオルゼア神話では、はじめにアルジクとニメーヤが世界を創ったとされています。
かなり突飛な物語であり、他種族や地域にも創生に関する神話がたくさんあります。
また、それ以前に古代人の時代があったことも考えると信ぴょう性がなくなります。

ただし、FF14はファンタジーの世界なので、これくらいのことは現実に起こっても不思議ではありません。
ですので、この神話がフィクションなのかノンフィクションなのかは現時点では判断不可能です。
新アライアンスレイド「ミソロジー・オブ・エオルゼア」で新たな情報が語られると思います。

もしもフィクションだとしたら、神々の時代はなく「第零星暦」として、分かたれた人間たちが進化や発展を模索していた時期だと思われます。

十二神信仰の起源

十二神大聖堂

エオルゼアの十二神信仰は、第三星暦の古代アラグ時代には広まっていたとされています。
第五星暦のエオルゼアでは「マハ」「ニーム」「アムダプール」「スカラ」など12の都市国家が興され、それぞれ異なる十二神を守護神としていたようです。
また第五星暦初頭には十二神大聖堂が建てられました。
月神メネフィナの番犬ダラガブは、どう考えても第四星暦(第三星暦末期、アラグ文明に打ち上げられた月の衛星ダラガブ)以降に付け加えられたものであり、神話は盛られていったものと思われます。

十二神の一覧

各神々には暦にあたる月と、属性が割り当ててあります。

戦神ハルオーネ

戦神ハルオーネ
星一月(1月)】【

イシュガルドが「イシュガルド正教」としてハルオーネを信仰しています。
ハルオーネは氷河と戦争を司る女神で、ラールガーの娘でありノフィカの仇敵とされています。

月神メネフィナ

月神メネフィナ
霊一月(2月)】【

ミコッテ・ムーンキーパー族がメネフィナを信仰しています。
メネフィナは双月と慈愛を司る女神で、アーゼマの異母姉妹でオシュオンの恋人とされています。

知神サリャク

知神サリャク
星二月(3月)】【

シャーレアンがサリャクを信仰しています。
サリャクは河川と知識を司る男神で、リムレーンの父でビエルゴの師とされています。

星神ニメーヤ

星神ニメーヤ
霊二月(4月)】【

ニメーヤは惑星と運命を司る女神で、アルジクの妹でラールガーの主とされています。

海神リムレーン

海神リムレーン
星三月(5月)】【

リムサ・ロミンサがリムレーンを信仰しています。
リムレーンは海洋と航海を司る女神で、サリャクの娘でノフィカの姉とされています。

旅神オシュオン

旅神オシュオン
霊三月(6月)】【

オシュオンは山岳と放浪を司る男神で、ナルザルの義兄弟でハルオーネの親友とされています。

工神ビエルゴ

工神ビエルゴ
星四月(7月)】【

ビエルゴは建築と工芸を司る男神で、サリャクの弟子でハルオーネの兄とされています。

壊神ラールガー

壊神ラールガー
霊四月(8月)】【

アラミゴがラールガーを信仰しています。
ラールガーは彗星と破壊を司る男神で、メニーヤの僕でビエルゴとハルオーネの養父とされています。

日神アーゼマ

日神アーゼマ
星五月(9月)】【

ミコッテ・サンシーカー族がアーゼマを信仰しています。
アーゼマは太陽と審理を司る女神で、アルジクの娘でメネフィナの姉とされています。

商神ナルザル

商神ナルザル
霊五月(10月)】【

ウルダハがナル神、ザル神の双子の神と解釈して信仰しています。
ナルザルは地底と商売を司る男神とされています。

地神ノフィカ

地神ノフィカ
星六月(11月)】【

グリダニアがノフィカを信仰し、グランドカンパニーのポスターで有名です。
ノフィカは大地と豊穣を司る女神で、アーゼマの娘でリムレーンの姉とされています。

時神アルジク

時神アルジク
霊六月(12月)】【

アルジクは重力と時間を司る男神で、ニメーヤの兄でアーゼマとメネフィナの父とされています。

創世神話と神々の関係性

創世神話と神々の関係性

エオルゼア十二神の創世神話は諸説あり、種族や地域で差異があります。
また、上記の十二神の説明とも若干異なるところもあります。

  1. アルジクが渦より現れ、時が刻まれ重力が創られ地の理がもたらされる。
  2. ニメーヤが渦より現れ、地に水が満たされる。
  3. アルジクニメーヤとの間に、長女アーゼマが太陽と、次女メネフィナが月とともに生まれ昼と夜ができる。
  4. サリャクが渦より現れ、川が創られる。
  5. サリャクアーゼマとの間に生まれた、長女リムレーンが海を創り、次女ノフィカが地を生命で満たした。
  6. オシュオンが現れると山を築き、リムレーンと恋仲になる。
  7. 山や川や海が広がり続け、世界が混沌とすると、ニメーヤラールガーを喚び出した。
  8. ラールガーは破壊により山や川や海を減らし、調和をもたらす。
  9. ビエルゴと妹ハルオーネが渦より現れ、いずれも野心を秘めていたのでメニーヤラールガーに養父になるように命じる。
  10. ビエルゴサリャクに師事し、匠の技が編み出される。
  11. ハルオーネオシュオンと旅に出て、戦の技を編み出すが、生物を倒し続けたことでノフィカの怒りを買う。
  12. オシュオンナルザルを喚び出し、ノフィカに怒りを沈めてもらうように取引を持ち掛ける。
  13. こうしてエオルゼア十二神は世界を創造した。

十二神秘石

十二神秘石

十二神秘石はFF14のエリアに置かれている、十二神のマークが入った石のオブジェクトです。
旧FF14ではルイゾワの秘術のために祈りを捧げ、新生以降ではエターナルバンドの儀式のために巡礼します。
すべて新生初期エリア内にあり、旧FF14で行けなくなった場所は大人の事情により移動されています。
なお、フィールドの秘石の周りにはなぜかプラズモイド族のモンスターがいます。

十二神の名前がつく地名など

低地ラノシア オシュオン大橋、オシュオン灯台、リムレーン灯台
ウルダハ ナル回廊、ザル回廊、ナル大門、ザル大門
西ザナラーン ノフィカの井戸
東ザナラーン ザルの祠
南ザナラーン ナルの祠、ビエルゴズ・ストライク
カルン埋没寺院 太陽神アーゼマの間
イシュガルド ハルオーネの慈悲
クルザス中央高地 ハルオーネの射目
低地ドラヴァニア サリャク河
ラールガーズリーチ ラールガーズリーチ、壊神ラールガー像
星導山寺院 ラールガーの肩

低地ラノシアのリムレーン灯台は、オシュオン灯台から東の洋上の島に見える灯台です。
オシュオンの別名が放浪神「ワンダラー」なのでワンダラーパレスも入るかもしれません。
この他にもアイテムやアクションなどにも十二神の名前が使われています。
リムレーンズソード
魚類「リムレーンズソード」には興味深い内容が書かれているようです。

その他

七天と七獄

エオルゼアでは、七つの天界と、七つの地獄があると信じられ、十二神の二柱の神々が協力して、それぞれが司る六属性を象徴する天界と地獄ができたといわれています。
さらに至高の天界と暗き底に沈んだ地獄、「星天」と「霊獄」をあわせて七つということになります。

十二神の聖人

500年ほど前のシャーレアンの賢人ルードシュティムが選出した、偉業や得業を成し遂げた人物です。
その後7年に一度、シャーレアンで選定会議を行い聖人を認定しているようです。
「聖モシャーヌ」「聖コイナク」などが有名で、ギルドリーヴの「リーヴプレート」の図柄に採用されています。
直接、十二神の物語には関係ないかもしれません。


エオルゼア十二神以外の神々については『> 世界の神々の研究』を御覧ください。
十二神の研究第二弾、パッチ6.3のミソロジー・オブ・エオルゼアを踏まえての解説は『>ミソロジー・オブ・エオルゼアの研究』をご覧ください。